子どもの感染症が大人に感染すると、子どもよりも重症化することは
皆様も耳にしたことがあると思います
今日は、手足口病が大人に感染したお話をします。
手足口病は、全国的にも大流行していて、山梨県でも甲府市でも、警戒アラートが発出されています。
子どもに限っての病気ではなく、最近は特におとなの感染が目立つようになってきている印象を受けます。
子どもに比べて、発疹の程度が重症で、痛みやかゆみを伴っている傾向です。
全身倦怠感、悪寒、関節痛、筋肉痛などインフルエンザの前駆症状で来院される場合もあります。
3日から7日でかさぶたを残さずに消えますが、暑い時間帯や入浴後に、皮膚のトラブルで
生活指数を低下させているようです。
エンテロウイルスやコクサッキーウイルスが主な原因ではありますが、
手足口病を感染させるウイルスは種類が多く、何度もかかってしまいます。
アルコールなどの消毒液や熱に対しても強いノンエンベロープウイルスともいわれています。
唾液や鼻汁から感染しますから、感染しているお子さまとの入浴時には要注意です。
タオルや食器の共有も避けましょう。
感染しても、勤務においてはインフルエンザやコロナのような制限はありませんが
日焼けは避けて、十分な睡眠を心がけましょう。
生理はウイルス活性化を促す因子とも言われていますから、生理中のママには
気を遣うことが増えてしまいます。
冷たいものの取りすぎは、腸を疲れさせてしまい、免疫を低下させてしまいますから
ほどほどのしましょうね。
稀に重症化して、心筋炎などを併発します。
高熱が続いたり、頭痛や嘔吐があったら、医療機関を受診してください。
宜しくお願いします。