山梨県も他都道府県、特に首都圏の感染状況同様に、インフルエンザは猛威をふるい始めています。
当医院でも、近隣の大規模小学校の学校閉鎖の時期には、たいへんな数のインフルエンザ発生でした。
しかし、発熱の原因はインフルエンザだけではありません。
11月10日ころから、インフルエンザに紛れて、コロナ単独陽性も検出されるようになりました。
当医院では、若者だけではなく、園児に見られます。小学生・中学生には今のところインフルエンザだけでした。
マスクの着用については賛否両論がありますが、当医院ではマスク着用をお願いしています。
当医院かかりつけ患者様には、外出時には、ぜひマスク着用をお勧めします。
また、家族に体調不良者が発生した場合には、換気、手洗い、家庭内でのマスク着用をお勧めします。
一方、当医院では
ワクチン接種や乳児健診は院内で実施しています。
かかりつけ以外の患者様の中には、かかりつけ医の診察にマスクをつけない方も多くおります。
インフルエンザワクチン接種に来院して、次の日にコロナ発症の3歳未満児さんの報告を受けました。
2歳未満でマスク着用のできないご家族に対しては、できるだけ隔離して対応していますが
皆様には、院内へ入室する際には、マスク着用をお願い致します。
当医院は、時間予約という制度を採用することが一番の要因だと判断しているのですが、
私の診療方針にある程度一致したご家族が集まってきていました。
ところが、コロナ禍4年を過ぎて、最近では、様々なお考えの方も増えてきました。
例をあげれば、「インフルエンザはかかっても薬があるから大丈夫、だからワクチン接種はしない」「コロナにかかっても5日だけ自宅療養
していればよいと思う」「薬のちからを借りないで治したい」「麻しん風疹の接種は必要ない」「子宮頸がんワクチン再開は問題だ」
「コロナやインフル以外にも病気があるのだから、怖がらす今を楽しく過ごしたい」
私も年を重ね、このような考えを否定したり批判したりしなくなりました。
それどころか、できるだけ寄り添うことが出来ています。人はこんなに変わるものかと思うくらいです。
しかし、医学的に結果的にあまりよろしくない出来事が起こったことは事実です。
社会情勢は急速に変化を始めています。
自然界も、現在の天候からも何かの警告を発信しているようにも感じます。
今日も一日、明るく笑顔で元気で過ごしてください。